室内での物撮りがうまくいかないのは光のせいかもよ?照明セットを購入したら写りが全然変わった
ブログに掲載用の写真を撮るために室内で物撮りをする事が増えたのですが、色や質感がどうしても頭に描いた通りに表現できなかったので撮影用の照明を購入してみました。
購入したのはコチラの『写真撮影用照明機材セット【5灯ソケット】』。
購入した理由
用途はブログに掲載する写真の撮影用と撮影練習用。今住んでいる部屋には白熱灯しかないため、室内で写真を撮るとどうしても赤みがかった写真になってしまい、質感が分かりにくい。
蛍光灯のスタンドでも買おうかと悩みましたが、光量が足りなそうだったので、それならば本格的な照明でも買おうと決意。買うにあたって重要視したポイントは重要度順に次の3つ。
- 安いこと
- 光量が十分であること
- しまうのと組み立てるのが容易なこと
ヨドバシカメラやビックカメラに足を運んで探しましたがどれも万を超えるような高価だったので諦めてネットで探す。そして、Amazonで見つけた『写真撮影用照明機材セット【5灯ソケット】』が安く(※)、光量も5灯もあるので十分で、そして、評判が大変良い。組み立ては10分程で簡単ではないらしかったのですが、一度組み立てたらしまわずにそのままにすることで妥協。
※Amazonで5,980円(※2013年7月当時)。電球は付属していないので電球代を含めると1万円ちょいくらい。
組み立て
届いた商品がこちら。左が『写真撮影用照明機材セット【5灯ソケット】』、右が電球。
iPhone5置いて比較すると分かりますが、結構な大きさがあります。
開封。右の細長いのがスタンド(三脚)、左下のコードは電源ケーブル、左真ん中がランプユニット、左上のケースには”傘”の部分となるロッド、ディフューザー(※)、ソフトボックスが入っています。
※光源と被写体の間に置くことで、直射日光や人工光源の指向性を弱め、被写体上の反射と影の差(露光比)を小さくするもの。
トリセツ。「作業は二人以上で行ってください。」と記載がありますが、Amazonのレビューでは一人でも可能と報告があります。私の場合は手伝ってもらって二人で組み立てました。
まずは、ソフトボックスを広げます。
ランプユニット。これにソフトボックスを装着します。
簡単に装着できるのですが、取手の部分をつかまない方が良いです。
この取手が外れやすく、これをつかんで力を入れてソフトボックスを装着することが難しい。
次に、ソフトボックスの8カ所のポケットの内、4カ所あるマジックテープ式ポケットのマジックテープを広げておきます。
そしたら、ロッドをランプユニット側面の穴に挿していき、側面の穴と反対側にあるポケットにロッドの逆端を入れます。
挿していくとソフトボックスが張ってどんどんキツくなってきます。先程広げたマジックテープにロッドを通し、ロッドの先端を内側へ押し込み、ソフトボックスを外側へ引っ張るようにしてマジックテープを締めるのですがこれがとてもキツいです。2人がかりでかなり力を入れて挿せたので1人で組み立てようとすると大変かもしれないです。
また、挿していくとこんな感じにピンと張るので、外れて顔に飛んでこないかちょっと怖い。
ロッドを全部挿し終えて組み終わったランプユニットがこちら。
次はスタンド。
このつまみをひねって三脚を広げます。
先ほど組み立てたランプユニットをスタンドのポールに差し込みます。
つまみでしっかりと固定してセット。
次は電球をはめていきます。電球はE26型、max22Wスパイラル球である必要があります。私が購入したのは『Panasonic パルックボールプレミア D25形 ナチュラル色 電球100形タイプ E26口金 1390 lm EFD25EN20H』。
装着。ニョキニョキしててちょっと気持ち悪い。
最後はディフューザーを被せます。
一枚目。ランプユニットの内側8箇所にあるマジックテープ部分にくっつけます。
二枚目を被せて完成です。
どーん!!
使ってみた
機能性
スタンドは高さを調節可能です。高さに幅があるので自由度が高い。
一番低くくした時が次の写真。横にあるテレビが32型なので低く時でもそれなりの高さがあります。
一番高くした時が次の写真。かなり高い位置から光を当てることができますね。
また、首の部分も上下に動かせます。主に下に傾けて使うことになりますが、被写体にしっかりと狙って光を当てることができます。
光量
5灯それぞれにスイッチがあるので5段階で光の強さを調節することが可能です。
実際に撮影してみます。順光で撮影。モデルはトラッキー。
まずはこれまでいつも使っていた部屋の照明の白熱灯で撮影。光量が足りていませんし、赤みがかった色になってしまい本来の色がよく伝わりません。
そして次は、『写真撮影用照明機材セット【5灯ソケット】』で照らした時の写真。光の強さを段々と変えています。左から0灯、1灯、2灯。(※画像をクリックすると本来の画像の大きさで見れます。)
左から3灯、4灯、5灯。
電球色をナチュラル色(昼白色)を使っていることもあり、トラッキー本来の色が表現できています。光量も十分で、5灯だとむしろ強過ぎるくらいです。今回の場合は3灯くらいがちょうど良さそうで、質感が伝わっていきます。
また、広く光りを当てているので影も強くできず、ディフューザーも挟んでいるので柔かい影になっていることが分かります。
もともとの白熱灯と写真と比べると、明らかに『写真撮影用照明機材セット』を使った方が良く見えないですか?ヤフオクとかで二つ並んでいたら絶対に『写真撮影用照明機材セット』で撮った方を買っちゃいますよね。
まとめ
この照明を購入してから物取りがとても楽しいです。どの角度から照明を当てればいいか、レフ版はどこに置けばいいかとか試行錯誤しながら撮影しています。
良くない点としては、組み立てが結構しんどいので使う度に組み立てるというのは厳しいかなということです。また、それなりにスペースを取るので使わない時は邪魔。
なので、『写真撮影用照明機材セット【5灯ソケット】』をオススメする人としては、ブログやヤフオク用に物撮りを綺麗に撮りたい人、写真の練習を室内でもやりたい人。かつ、機材を出しっぱなしでも気にしない人、または、部屋のスペースに余裕がある人ですね。
では、またです!!
関連記事
-
初めてのミラーレス一眼『NEX-6』を手に入れてから約4ヶ月。私にもたらした7つの変化
念願のミラーレス一眼『NEX-6』を購入してから約4ヶ月が経ちました。週末、必ずと言っていいほど
-
ソニーストア銀座で『デジタル一眼カメラ“α” ステップアップセミナー』に参加してきた!
6/9(日)@ソニーストア銀座で行われた『デジタル一眼カメラ“α” ステップアップセミナー』に参
-
初めて購入した超広角レンズ(SEL1018)でKITTEを撮りに行ってきた
買ったばかりのSony Eマウント用レンズSEL1018でKITTEを撮ってきましたよ。
-
ニコンF、ライカM、コンタックスヤシカに対応したSony NEX用のマウントアダプターが発売
少し前のニュースになりますが、ユーエヌが、Sony NEX向けのマウントアダプターを発売しました
-
色とりどりに舞う金魚は新しい芸術。アートアクアリウム展に行ってきました(SEL24F18Zにて撮影)
日本橋で開催されているアートアクアリウム2013に行ってきました。様々に色を変える水槽で泳ぐ金魚
-
ミラーレス一眼『NEX-6』を購入してから揃えたカメラアイテムをご紹介
photo credit: tienvijftien via photopin cc 今年の3
-
ダサいカメラバックを使いたくない人にオススメ。ラッピングクロス『LCS-WR2AM』がコンパクトで使いやすい!
一眼レフを買ってカメラバックを探し始めた人は思ったことがあるはず。 「ダサいカメラバックし
-
Eマウントレンズ(SELP1650&SEL55210)を売却。買取金額を比較したら1万円以上の差があった!
さよなら、私が初めて購入したレンズ達。SELP1650とSEL55210はSony NEXのダブ
-
広角も望遠も撮りたいならズームレンズキットを買わずにSony NEX本体のみとTAMRON B011を購入するのがオススメ。
Sony NEXのダブルズームレンズキットにはSELP1650とSEL55210の2つのズームレ
-
山形で自然撮り。NEX-6で構図(三分割法、レイルマン比率)を意識してみたよ!
実家の山形に帰省していたので自然撮りしてきました。場所は父が退職後に買った山のふもとの古い家。そ